今日は発達障害の検査を受けてきた。
所要時間は2時間。最初に66問の質問に4択で答えるマークシートの性格検査をやった後、本題の知能検査。性格検査は10分かからない程度で、知能検査が長い。ざっくり内容を紹介。ちなみに順不同。
1.大切なものが欠けている絵
例)ドアノブがないドア
出題内容)ボート、バス、馬、ギター、障子etc.
例題みたいに、本来ならないとおかしいものが欠けている絵を見て、何が欠けているかを答える。これが初っ端から難易度高めで出鼻くじかれた感半端ない。自信をもって答えられたのが一つもない。
2.数字に割り振られた簡易的な記号
1から9までの数字に簡単な記号が割り振られていて、それを制限時間内に数字の下に該当する記号を書いていく。その後、1から9に割り振られていた記号を覚えている範囲で書く。
3.言葉の意味
出題内容)森羅万象、画餅、ささやか、うららかetc.
言葉の意味を答える。正確に答えることは出来ず、ニュアンスで答えたものが多かった。
4.一般常識
出題内容)1年は何か月?太陽が昇る方角は?6月に降る雨は?イタリアの首都は?etc.
広島原爆投下の年月日、江戸幕府を開いた人、サハラ砂漠のある大陸等バラエティに富んでいて、クイズミリオネアみたいで楽しかった。日本三景は?に対してドヤ顔で「鳥取砂丘。後は分かりません。」って答えたのが、正解(松島、天橋立、宮島)を知った後だと恥ずかしい。
5.倫理観
出題内容)切手と宛名が書いてある封筒が落ちていたらどうする?etc.
ポストに投函するって答えた後に警察に届けるって答えて、最後は拾わないに変更。他には税金を払う理由とか表現の自由を尊重する理由とか、結構難しかった。
6.共通言葉
例)りんごとバナナ→果物
最初は簡単で徐々に難しくなっていくんだけど、民主制と君主制とか、懲罰と賞賛とかなかなか難しい。
7.パズル
これかなり難しかった。1ピースは大きく数も1ケタなんだけど、ゾウ以外作れなかった。
8.図形問題
9.暗算
全て文章題。最初は小学校レベルの足し算引き算なんだけど、徐々にハードになってくる。最後の方なんて鬼ハードで問題が頭に入らなかった。
10.記憶力
数字の羅列を復唱するだけから始まり、逆に復唱したり、数字の大きさに並び替えたり、そこにひらがなも交じってきたり。
11.物語をつくる
物語の1コマが描かれたピースを、正しい順番で並び替えて物語をつくる。その後、どういう内容なのか口頭で解説する。これが1番楽しくて得意だった。
感想
アスペルガー症候群かどうかだけ知りたい自分としては、正直無意味な知能検査ではあったけど、脳トレみたいで楽しかった。この結果次第では、想定外の診断が下る可能性も無きにしも非ず。優柔不断なところは指摘があった。最初の大切なものが欠けている絵は、検査関係なく模範解答が知りたい。手元に問題があればじっくり考えられるけど、それができないからモヤモヤする。次の受診は約3週間後で、母とともに聞き取りなのかな。結果が出るのは年明けになりそう。