中学受験という名のビジネス。
まえがき
受験物漫画は面白いに決まってる。自分に課した映画1本、漫画10冊の課題が重荷に感じるこの頃、マギとグラゼニ以外の本が息抜きになりつつある。
評価
☆☆☆
あらすじ
中学受験の予備校桜花。合格実績低迷のため校長は飛ばされ、新校長が配属に。
名前は黒木蔵人。バケモノ級トップ塾フェニックスからの引き抜き。
「自分は天才」とでも思ってるのか?
カン違いも甚だしい。
君達が合格できたのは、
父親の「経済力」
そして、
母親の「狂気」
はじめまして。
君達全員を第一志望校に合格させるためにやって来た、
黒木蔵人です。
いくら母親が教育の主導権を握ってても、
実際の「ATM」である父親の心をゆさぶらないと、
お金の引き出しはできませんから。
上位校合格の見込みのない生徒には、
夢を見させ続けつつ、
生かさず殺さず、
お金をコンスタントに入れる「お客さん」として、
Rクラスには「楽しくお勉強」させてください。
中学受験をビジネスと割り切り、冷徹な発言をする一方で、
「全員合格」させてみせる。
と、本巻の最後には人間味のある言葉を発する黒木。
感想
面白そうな予感。