夢から醒めて少しだけ息苦しい。自分の今後を左右する診察がすぐそこに迫って、気にしないようにしているつもりが無意識で気にしてる。昨日今日のひとり旅は幸せだった。客室でテンション上がって、そのまま温泉、料理、全て満足。旅行割の間で空いてたっていうのが大きくて、露天風呂も独り占め。楽しいからこそ名残り惜しくて、最後の入浴を終えた後は猛烈な切なさに襲われた。帰路も年末は車酔いで早く帰りたかったのに、終点が近づくにつれて悲しくなった。現実逃避は一時的な凌ぎだけど、また同じ宿に同じプランで泊まりたい。そのためには仕事を頑張るしかない。自信はないけど、仕事に対するモチベは少し上がった。年末に観た「銭の戦争」じゃないけど、お金があるうちはお金のありがたみに気づかない。ひとり旅に行けるのはお金があるからで、お金を稼ぐには働くしかない。主治医も心理士も上司も所属長も、周りが自分のために動いてくれているのに、自分が後ろ向きではいけない。書いてるうちに息苦しさも弱まってきた。確かに休職中は天国だったけど、いつまでも下を向いてもいられないから、とりあえず挑戦はしてみようと思う。
