8月22日(日)に行われた第53回社会保険労務士試験を振り返る。
自己採点
第53回社労士試験は選択式22点、択一式30点で不合格。
足切は合格基準点に補正がない場合で記載。
選択式 | 満点 | 足切 | 採点 | 合否 |
---|---|---|---|---|
労基・安衛 | 5 | 3 | 4 | 〇 |
労災 | 5 | 3 | 4 | 〇 |
雇用 | 5 | 3 | 5 | 〇 |
労一 | 5 | 3 | 1 | × |
社一 | 5 | 3 | 2 | × |
健保 | 5 | 3 | 3 | 〇 |
厚年 | 5 | 3 | 2 | × |
国年 | 5 | 3 | 1 | × |
計 | 40 | 28 | 22 | × |
択一式 | 満点 | 足切 | 採点 | 合否 |
---|---|---|---|---|
労基・安衛 | 10 | 4 | 5 | 〇 |
労災(徴収) | 10 | 4 | 3 | × |
雇用(聴取) | 10 | 4 | 5 | 〇 |
労一・社一 | 10 | 4 | 2 | × |
健保 | 10 | 4 | 8 | 〇 |
厚年 | 10 | 4 | 1 | × |
国年 | 10 | 4 | 6 | 〇 |
計 | 70 | 49 | 30 | × |
敗因分析
1,000時間が合格に必要な勉強時間の目安とされている社労士試験で、170時間は少なすぎる。勉強時間は結果であって、計画は時間ではなく量を目安にするべきだと思い、毎日教科書と問題集2セクション消化を目安に勉強計画を立てた。休職中は持て余すくらい時間がたっぷりあったから、午前中の早い時間には達成できた。だけど2月中旬から復職して、最初は午前中だけだったり、時短勤務だったりで何とか食い下がれたけど、4月から本格復帰して、極度の緊張と不安で帰宅後はクタクタヘトヘト、出勤前も十分な時間が確保できずに、勉強はおざなりになっていった。仕事と勉強の両立。これは自分じゃなくても、実現するにはかなりの根気が必要な作業だと思う。だからそこは仕方ないとしても、1番悔やまれるのは、せっかくTACで受験料払って模試を2回受けたのに、それを受けっぱなしにしてしまったこと。模試は受けただけでは何の価値もなくて、復習してこそ意味あるものだっていうのは理解していて、分かっていたのにさぼってしまった。平日は無理でも、土日使えば復習できたのに、仕事で疲れてることを言い訳に目をそらしてしまった。
使用教材と不合格勉強法
勉強スタイルは独学。TACとかLECとか大手予備校が近くにあれば通学も考えたかもしれないけど、ないので独学一択。
【メイン】みんほし教科書&問題集
メイン教材といいつつ、使用した紙媒体はこれだけ。昨年度も使用していたみんほしの最新年度版を購入し、引き続き使用。法改正等による若干の内容修正はあるものの、基本的な構成は昨年の使いまわし。特に不満なところもなく、使い勝手は悪くない。教科書の本文は読まずに、セクション終わりのミニテストをいきなり解いて、分からないときは該当箇所を確認。その後、問題集で同じセクションの問題を解くという作業を1日2セクション。これをずっと繰り返すだけ。不合格だったのは勉強不足だったからで、毎日コツコツやってれば合格できる勉強法だと自分は思っていて、もし来年度も受験するなら、勉強はこの方法でやる予定。公式は教科書の読み込みを推奨してるから、我流の勉強法にはなってしまうけど、教科書をひたすら読む勉強法は試してみたけど自分には合わなかった。
【サブ】社労士秒トレアプリ
休職中は1日60問解いていた社労士アプリも、復職してからやったりやらなかったりおざなりになった。選択式に特化した「社労士秒トレ2021」っていうやつ。大原のは1科目の値段500円以上はするけど、こっちは1科目120円均一だから全8科目アンロックしても960円で、1,000円以内。進捗確認画面もモチベ維持につながる。不合格になったのは自分の勉強不足だけど、このアプリはなかなかよかった。欲を言えば、択一対策の一問一答もあったらなおいいなと思う。
【サブ】TAC勝利の全国模試
これも有効活用できなかったけど、活用できればめちゃくちゃ重宝すると思う。来年度も受験するなら申し込む予定。
次回受験に向けて
社労士の試験勉強は、宅建の試験勉強の比じゃない。それは本試験の試験時間だけを見ても一目瞭然で、宅建は13時〜15時で終わりなのに、社労士は10時30分〜11時50分(選択式)、13時20分〜16時50分(択一式)の長丁場。試験が1日がかりってだけでもきついのに、3時間30分ぶっ通しの午後の試験は、じっと座ってるだけでもしんどいレベル。宅建が4肢択一なのに対し、社労士は5肢択一で、なおかつ足切りがある。前回も今回もそうだったんけど、本試験で頑張って3時間30分耐えても、午前中に受けた試験でゲームオーバーになってしまう可能性がある非情な試験。合格率も15%ある宅建に比べて、6%と低い。宅建と比較して何が言いたいのかというと、生半可な努力でまぐれで受かる試験ではない。だから、受験するなら覚悟を決めて身を捧げるしかない。それほどの覚悟が自分にあるのか。現状即答はできないでいる。
今回の受験日記で明らかになったのは、自分は自宅学習ができないということ。家に帰ればスマホでYouTube観たりTVer観たり、本は読んでも勉強はしない。だから勉強するための場所を確保する必要がある。カフェはお金かかるし、おしゃれ過ぎて集中できないので、図書館で勉強しようと思うけど、コロナ禍の今、図書館で勉強はできない。だからコロナが落ち着いて、図書館で勉強できる状況になったら、受験を考えなくもない。そして受験するなら仕事終わりに図書館に通って、毎日1日2セクションを目標に、コツコツ勉強していきたい。前回同様不合格になって思うのは、勉強しないなら受験しない方がいい。9,000円だって高かったのに今年から値上がりした15,000円の受験料だってバカにならないし、独学とは言え教材代、アプリ課金、模試代、模試本試験受験に係る交通費を考えたら、10万はいかないにしても総額5万は超える。次受験するなら5万をドブに捨てる訳にはいかないという決意表明。