ツタヤな日々

ツタヤな日々2

自閉でsadな日々の記録。

📕21-9 15歳のコーヒー屋さん/岩野響

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189p.

発達障害グレーゾーン」で知って、気になったので借りてみた。著者が15歳だからか、当事者というよりは支援者に向けて書かれた内容。著者の両親がどういう気持ちでどういう支援をしてきたかについて、本人が書いた文章と同じ割合で綴られている。自分が好きな事を仕事にできるというのは、発達障害関係なしに幸せなことだと思った。アスペは対人関係の構築が絶望的に苦痛だから、1人で没頭できる焙煎士はまさしく天職なんだろう。大学生まで自覚がなかった自分と違い、両親が早急に気づいて、理解しながら支援を行ってきたのが相当でかい。30歳までに親元を離れたいという、著者の気持ちはすごく分かる。自分は家族以外の他者といるのが苦痛だし、相手の気持ちを察するのが苦手だから結婚したいとは思わないけど、ひとり暮らし願望は強い。ひとりの方が気楽というのもあるけど、実家にいると何もしなくても生活できてしまう事に、居心地のよさより危機感が募る毎日だから。