ツタヤな日々

ツタヤな日々2

自閉でsadな日々の記録。

📕21-2アスペルガーの館/村上由美

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221p.

表紙の夫婦は2人ともアスペルガーでも成功者。夫はフリーのプラグラマーで、妻であるこの本の著者もフリーの言語聴覚士。今年読んだ2冊で、スペシャリストになるのが最善であるというところまでは導けた。今後の課題は、何を極めるのかというところ。

だが、理由を知っただけでは、問題は解決しない。知ってから何をするかのほうが重要なのだ。そう考える私には、彼が「治らない」と思って落胆し、「障害があるから努力してもしかたがない」という考えにいたる理由が、申し訳ないが頭では理解しても感覚的にはよく分からない。「治らない」のは脳の状態であって、他者とのコミュニケーションのとり方やものの管理のしかたなどは、学習することによって改善できるのを、自分の経験を通して知っているからだ。p.197ℓ7

著者は特殊で、母親から早期に療育を受け、中学生ではいじめに悩まされるも、高校時代は同級生がアスペだと気付かないほど遜色なく過ごせるようになったらしい。そして大学も同じ。自分の場合は逆で、小、中、高、大そして現在全てで、余すことなく対人関係のこじれを起こしてるから、失敗体験が多すぎてもう立ち直れなくなっている。家族以外と一緒にいるのは、常に極度の緊張感があるから苦痛でしかなく、ひとりでいる方が楽、人と関わりたくないって思うようになった。いつからそうなってしまったのかは思い出せない。現に休職して自宅に引きこもっている今が一番落ち着く。発達障害の診断なしで手ぶらで復帰したら、危ういメンタルがボコボコになって2度と立ち直れない予感しかない。だから診断取るために必死なんだけど、診断ついたとしてもそれは始まりにしか過ぎず、そこから先が命運を握ってるんだという、著者の主張は正論だとは思う。