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著者の特性は9割5分自分と同じだった。文章を書くのが好きっていうところはまさしくそう。必要とされるスペシャリストになるのが生き残る道っていうのも同意見。その一方で、料理はアスペルガーの人に向いているっていうのは理解できない。だって料理したいと微塵も思わないから。著者が料理好きなのは、興味の対象がそこに向いただけの話で、趣味に向き不向きはないと思った。著者自身も、自分の特性に対する解決法を見出せないでいるものが大多数。アスペルガー症候群のお助け本ではなく、当事者の過去現在を綴った本。