ときどき読んでるブログ「へんなはなし」で見かけてから、気になっていた本。黄色い丸の中に書かれた「アフェリエイト&Google AdSense収益化の大原則」が目を惹くけど、書かれてる内容としては読みたくなるブログの作り方が4分の3を占めている印象。
・「飯が食えるブログ」とは「たくさんのファンを、継続的に得ることができるブログ」。
・ネタ集めのために「メモ」、「撮影」、背景の調査は大切。
・著者の始めての必勝法は、ヒット商品を予想し、発売前から情報発信を行い、発売日からバズらせること。
・「新しい商品/サービスがリリースされたら誰よりも早く、誰よりも詳しく、誰よりも多くの情報を提供する」という成功パターン。
・日記は「飯が食えるブログにはなり得ない」。なぜなら誰も一般人の日常に興味がないから。
→2013年6月21日初版発行の本書にそう書いてあるけど、今ではYouTubeでルーティン動画とか日常垂れ流しが大人気。
・「高校生最強ラーメンブログ」のラーメン高校生の山内さん。
→2013年8月2日が最終更新。現在はラーメン店を経営している模様。個性を生かす例として紹介されていたのに、ブログは続かない例になってしまっていて切ない。
・Gジャンを着て『だぜぇ』とか言う芸人
→検索エンジンを意識するより、読書を意識すること。人間は曖昧な記憶で検索したりもするという例で出てきた。正解はスギちゃんなんだけど、すぐに分からなかった。当時は名前ど忘れ的なニュアンスだと思うけど、今読むと忘れ去られたニュアンスに読めるところが悲しい。
・自分の感じたことや感想を文末に入れることだけ習慣化する。
・とにかく体験すること。
・人気ブログをじっくり読むこと。
・人気ブロガーも最初は1日10アクセスから。
ios14アプデによる不具合が解消されてから、アクセス数が激減。(自分のアクセスを除くようになったため)
・アクセスカウンターで表示される1PVはただの数字ではなく、その数字の向こうにはこの世界に存在する「人」がいる。
・確率論で言えば成功率1%の課題でも、50回目の挑戦は39%、100回目の挑戦は約63%。
→1万回ダメでへとへとになっても、1万1回目は何か変わるかもしれない。(ドリカム何度でも)
自己啓発チックだったり、内容の重複とか思うところもあれど、現在ブログを書いてる身としてはためになることも多く、実りある1冊になった。とくに「1PVの数字の向こうには人がいる」に感じるものがあった。