ハレ婚の意義。
感想
唐突な急展開。龍之介はぶれない女たらし。まどかの復讐に遭うのも仕方ないけど、作者曰く読者が納得できる終わり方が約束されてるっぽいから安心して読める。
あらすじ
龍之介は京都で前妻まどかを誘惑。最初は抵抗を示していたまどかも、恋に抗えず行為に及ぶ。京都から帰ってきた龍之介を迎えた柚子と小春。柚子は龍之介の身体に残ったキスマークを見つけても動じず。むしろ発見したのが自分でよかったというくらい。
まどかは自分を誘惑しておきながら、小春と柚子も好きだという龍之介に怒り、家庭崩壊をもくろむ。龍之介と柚子の子がジョーに似ていることから、ジョーと接触し、吸い殻からジョーのDNAを採取。
小春は求めてきた龍之介と行為に及ぼうとするも、龍之介がまどかとキスをしたことを想像し露骨に嫌な顔。そして吐きそうになる。結局行為に至らず、龍之介は屋根で寝そべり、遅れてきた小春に
僕は間違ってるんだろうか
とつぶやく。小春はそんな龍之介に自信持てとはげます。
一夫多妻制は市民に受けられていない。次の選挙では市長交代するかもと、急にリアリティのある展開。そして小春が龍之介とまどかが密会する場面に遭遇する鬼展開で次巻。
巻末の小説版別宅ハレ婚。はこれにて完。結局よくわからない物語だった。