さよなら。
感想
なかなかに衝撃的な展開だった。まどかの離婚。これを予想できた人はいるのか。フィクションとはいえ、女でハレ婚してもいいなんて思う人いるか。男はよくても女はストレスしかたまらない気がするんだけど。
でも、すぐに第2回ハレ婚祭に参加する切り替えの早さ、引きずらないのはさすがだと思う。小春はそれが嫌みたいだけど。
あらすじ
聖夜のピアノリサイタルを、扉の向こうで聴いていたまどか。遅れてきた他の客がドアを開けたことで、聞きにきたことがばれてしまう。いったんその場を離れたまどかであったが小春を連れ戻し、リサイタル終了。その後は龍之介とまどかの二人きりの時間。渡したいものがあるというまどかに対し
出さないで
僕にそれを渡すな・・!
と、まどかが離婚届を出すのを阻止。しかしまどかも
私を楽にしてください・・
と食い下がり、離縁。 どうやらまどかは子供が産めないらしく、子宮を摘出したらしい。それを知り、私が代理出産をすると意気込む小春に対し、
本当に
本当に大っ嫌い・・!
と笑い泣きながら言い放つ。そしてまどかが伊達家から去った。
まどかとの離縁がショックで勃たなくなった龍之介だが、市長おすすめの精力剤を2本飲んでギンギンに。
その後はまどかの変わりを探すため、第2回ハレ婚祭に参加。小春は阻止するためにハレコングの着ぐるみで、柚子は市長の娘として堂々と会場へ。数多の女性から龍之介が目をつけたのは地味目な子連れ女子。性格はよさげだが、子供(未来)にハレ婚は未来次第だからちゃんとするようにしつけたり、小春が未来と打ち解けているのを見て怪しげに笑う。どうなる次巻。
評価
★★★