新生グリード。
感想
父親じゃなくてよかった。黒幕がね。でも姿形そっくりだから兄弟か何かかもしれない。そしてホークアイの背中に謎の刺青が。マスタングは知らないのか、知らないフリをしてるのか。もし前者ならホークアイは処女確。
あらすじ
人造人間達の親玉。エドアルの父、ホーエンハイムと瓜二つ。錬成陣が不要どころか、錬成発動の動作すらせず錬成出来る。
グラトニーの腹の中にあるアルの左手を復元し、エドの傷を癒す。大切な人材には優しい一方で、よそ者のリンに対しては、
なんだおまえは
と言うほど厳しい。
エドは親玉に襲いかかるも歯が立たず。親玉はリンを空席のグリードの新しい入れ物にする事を思いつく。表現出来ない事象を乗り越え、グリードが誕生。何処かに消え失せたように見えたリンだったが、エドとの戦いで血を流したり、ランファンに「賢者の石を手に入れた」と書いたタオルを送るなど、本当にグリードかどうかは怪しい。
極め付けは、キング・ブラッドレイの「愚かな人間の皇子め」に対する
やかましイ
人間をなめるナ
発言。好きあらば自分を乗っ取ろうとするとは言ってたけど。この132頁のブラッドレイの表情は見もの。
そしてエドからエンヴィーがイシュヴァール殲滅戦の引き金を引いた事で、真実探究に力が入るスカーはドクター・マルコーと偶然接触。マルコーにイシュヴァール殲滅戦について知っている事を全て話すよう強要。
一方ホークアイ中尉に夜分銃を返しに行ったエド。シャワーを浴びていたホークアイの背中には謎の刺青があったところで次巻。
評価
★★(→)