29歳の決断。
評価
☆☆☆(↑)
あらすじ
キャンプの紅白戦で結果を残し、勝ちにも恵まれた凡田夏之助。1軍監督の目に留まり、A組のオープン戦に出場する事に。
凡田→コージの勝利の方程式で、オープン戦で5試合ホールドを達成する。
これからの活躍が期待される中で、かねてから噂のあった大物投手、レディ・クレイボーが球界に復帰。その結果、凡田はブルーソックスを首になる。
凡田は文京モップスが自分と契約をしたがっている事を知り、コージは出来た話にダーティ桜塚が関わってると感づく。凡田に対し、自分でビジネスをする人は一流と認められた証拠だと励まし、凡田はブルーソックスを後にする。
そして空港で見送りにきたBLとの別れ。
But......Mr.Bobby......
I think that it's my life!
No......
This is the "life"!
Life is doesn't always work out how you plan
でもね……ボビーさん……
僕はこれが"人生"ということだと思っているんです
いや……これこそが"人生"!
"人生"とはままならないものでしょ
意外にも流暢な言葉で別れを伝え、マネージャー兼翻訳の持田とともに日本で待つダーティ桜塚の下に帰国。
そして帰国早々モップス事務所へ。
その日のうちに契約を交わす手筈が、マスコミに感づかれ、名古屋のワイルドワンズがよりいい契約条件で参戦。
自分達が1番得する文京モップスとの契約を後押しするダーティ桜塚であったが、裏に何かあることを凡田に感づかれる。
ビクッとするダーティ桜塚であったが、凡田が示したのは怒りではなく感謝。自分は3Aで1年耐え凌げる程メンタルは強くない。降格ではなく解雇にしてくれて感謝していると。
文京モップスと名古屋ワイルドワンズ。決めあぐねる凡田に、二択の選択を迫ったのはユキちゃん。
結婚後もキッチン味平で働きたい。だからモップスなら結婚。ワイルドワンズなら結婚しない。自分を取るか、仕事を取るか。
26歳から3年が経ち、29歳の凡田が選んだのは文京モップスだった。
感想
これで終わり。最初の頃は細切れな豆知識みたいな感じで微妙だったけど、ダーティ桜塚が出てきてから最高に面白かった。次は東京ドーム編。その意味がやっと分かった。とりあえずグラゼニはいったんこれで終わり。