a lot of people.
あらすじ
タイトルのララピポは、登場人物が外国人の「a lot of people」を「ララピポ」と聞き取ったことに由来する。
内容は表紙から何となく伝わってくるけど下の話。
オナニーとかSEXとか盗撮とか官能小説とか。6つの短編小説からなるオムニバス作品。
感想
地方だと人より車の数の方が圧倒的に多いから、たまに東京に行くと人の多さに酔う。芸能人とかユーチューバーとか、テレビとかYouTubeでは身近な存在に感じるけど、日常とかけ離れた存在であることを思い知る。
上の階の人のSEXを想像してオナニーしたり、風俗のスカウトやったり、官能小説書いたり官能小説の文字起こしをしながら自身のSEXを盗撮して裏ビデオ屋に売ったり。結末もハッピーエンドとはほど遠いんだけど、登場人物誰一人として同情すらできない。
異なる作品も同じ時系列で進行していて、あることが起こっていたときに他方ではこういうことが起きていたっていうのがおもしろい。けど、読後感はイマイチでむかむかする。
評価
☆