これをミステリと言わず何と言う。
あらすじ
広島に見逃した美術展を見に行った久能整。鑑賞してさあ帰ろうと思ったところで、ヤクザに絡まれる演技をしていた狩集汐路に絡まれる。
ひょんなことからあれよあれよと、気付けば一族の財産争いに巻き込まれていた整。
遺産相続に際して、4人の権利者に4つの蔵が授けられる。それと共に謎の文言を言い渡されるのであった。
汐路によれば、遺産相続には争いが起き、決まって人が死ぬとのこと。
ふーん、なるほど。
汐路に無理矢理押し付けられた彼氏の体で、整は起こる現象を解決に導いていく。
これをミステリと言わずに何と言う。
評価
☆☆☆(→)
感想
人の入ったお風呂に入るのが嫌とか、知らない人に自分の洗濯物を渡すのが嫌とか、意外と潔癖な整。
食っても食えなそうなこういう人間に憧れるぜ。