スリリングな神映画。
初めてのタイ映画。日本の「カメラを止めるな!」みたいに単館上映から始まり、徐々に広まっている作品っていうのをツタヤで知った。
「天才」という言葉があるだけで、騙し合いとか頭脳戦を彷彿させられ興味を抱かずにはいられない。この映画のいい所は裏切ることなく、そういう映画。天才たちの恋愛頭脳戦みたいな、タイトル詐欺はない。
「ペルソナ5」っぽい冒頭から始まり、最初から最後までを描く。
貧乏な天才が、馬鹿な金持ちにカンニングをさせる代わりに相当の対価をもらう。
衝撃的だったのは、モザイクなしの嘔吐シーン。
引っかかったのは、母子家庭で貧乏な男の天才が、電車でイヤホン分け合ってクラシック聴いてるんだけど、よく見たらYouTubeじゃん。電車の中でYouTube観れる人が貧乏と言えるのか。
ともあれ、先の読めない展開に釘付けだった。
☆☆☆