本
301p. 2022.5.4-5.22/19days. 中学生向けなのは分かったうえで借りてみたけど、何とも言えない。人の事を悪く言うのはフィクションであっても笑えない。教師に容姿を批判するあだ名をつけたり。内容も全体的に暗め。ダークな物語の比率が高い。気持ちが沈ん…
98p. 2022.4.30-5.3/4days. 発達障害のある人は現代では生きづらい、少数派の脳を持った人たちです。この1文がすーっと体内に染み込んで溶けた。当たり障りのない柔らかい言葉に反して、内容は結構ストレートで、気分を害するところもあった。周りの配慮で仕…
349p. 2022.4.2-4.29/28days. 共感の嵐で2作連続自分史殿堂入り。作者もリアルぼっちだったんじゃないかと思わせる程、自分の心情を的確に表していて、どの話の主人公も全部自分だった。自分の場合は生まれ持った特性だから、努力次第でどうこうっていう話で…
125p. 2022.3.22-4.1/11days. 自分史本部門殿堂入り。まだ9ヶ月あるけど、この本を上回る本に出会えるのかなっていうくらい、早くも2022年本部門大賞候補筆頭。最後まで明かされない主人公の病名は、ADHDな気がする。普通じゃないけど、友達はいるし、推し仲…
254p. 2022.3.5-3.22/18days. BECKみたいな、インディーズバンドの青春小説を想像していたけど、蓋を開けてみたらまさかのミステリ。推理小説ほどシリアスではなく、肩の力を抜いて楽しく読める音楽に纏わる謎々が心地よい。著者は京大出身だからか、ところ…
190p. 2022.2.19-3.5/15days. タイトル借りの初読み作家。オムニバス形式で、しっかり最後に繋がるのが嬉しい。全編恋愛物で、不倫、彼氏のDV等それだけ見れば重そうだけど、ドロドロさとは無縁。自分は片思いしか恋愛経験がなく、男性である事もあって、そ…
366p. 2022.1.23-2.19/28days. 深いなぁ。人間失格について影山と語るシーンとかついていけない。読み進めるにつれて深まっていって、最後は宗教的。破天荒な父と新聞の勧誘を断れない母。破天荒はネガティブな響きがあるから、常識に縛られないって書いた方…
380p. 朝井リョウの「少女は卒業しない」。タッチは違うけど多分ヒエラルキーの頂点で、なのに明るい感じでもない。かといって切なくもなく言葉にできない不思議な読後感が残った。そもそも舞台はエスカレーター式の高校だから、公立高校とはまた、クラスの…
255p. これは芸人エッセイではなく、マジものの短編小説集。ピンキリはあるものの、表題作を始め面白い作品もたくさんあった。お気に入りは、「私の名前は笹原香織です」、「人間レビュー」、「タイミング」。
251p. 夢の国の裏側にあるのは現実社会で、正社員と準社員の立場の違いとか、準社員内でも本社採用と派遣の違いがあったり、作り話とはいえ、まざまざと現実を見せつけられた。着ぐるみキャラでも、主要キャラとマイナーキャラの格差、ショーとパレードの格…
141p. 面白かった。最初の読みづらさがいつの間にか消えていて、読み進めるにつれてスラスラ読めるようになった。ところどころ怖さを感じるところもあるし、終わり方もハッピーじゃなくて、明るくない未来を想像させるけど、彼女と良好な関係の時は羨ましか…
276p. 収録されてる5つの短編は、全部小学生が主人公。いつものどんでん返しパターンはなく、物足りなさはあるものの、半沢直樹のような勧善懲悪の物語は、読んでてスッキリした。
204p. 藤森は好きでYouTubeもときどき見てるけど、薄い。プライドなんてなくていいって言うのは、終始一貫してるけど、それ以外の事は特にない。良好な人間関係の築き方とか、そういうところに興味はあるからその辺を深く知る事ができたらよかった。
今週のお題「読書の秋」 206p. 「発達障害グレーゾーン」、「私たちは生きづらさを抱えている」が響いたから、同じ著者がエッセイを出していたことを知って借りてみた。 何かあるかなと思ったけど、何もなかった。仕事は順調で私生活(特に恋愛)に悩みを抱…
432p. 好きなシリーズだから、この本の発売を知ったときは嬉しかった。だけど、数字を重ねるごとに原作からどんどん遠くなっていって、劣化を感じずにはいられなかった。ナンバリングは、続編というよりもスピンオフ感が強い。どこにでもいるような会社員が…
ネタバレあり。 304p. 視線恐怖症の女子高生と、極度の潔癖症の自分と同い年くらいの男性。視線恐怖症がタイムリー過ぎて、引き込まれた。現実と違うのは、それらの症状に寄生虫が関与していると言う事。自分の場合、社交不安障害に陥ってる根底が自閉症スペ…
242p. 自分は発達障害だ。そう信じて疑わず、復職後に周りの理解を得るためにもASDの診断は何としてでも欲しい。そんな矢先、年末に主治医が呟いた「発達障害じゃないかもしれない...」に焦り心乱され情緒不安定になった年初に読み漁った関連本。当事者に向…
317p. ティーンズコーナーから発掘した初読み作家の小説。普段の生活でなかなか馴染みのない水墨をテーマにした物語は、水墨のように淡々とした印象を受けた。語り手の主人公が好きなタイプだから最初からすぐにこの世界観に染まれたけど、後半の主人公が水…
277p. はてなブログで「山と温泉のきろく」というブログを書いてる著者の本。たまにしか見ないけど、ブログの方が好きかもしれない。備考と写真を見るために読みながら視線を下に移動させないといけないのが読みづらかった。
261p. ティーンズコーナーで装幀に目を奪われて即借りした。児童書だって気付いたのは貸出を終えた帰りのエレベーターの中。大人になってから初めての児童書。侮れない。ブラインドクライミングという、初めて知ったジャンルを分かりやすく丁寧に説明してく…
299p.★★★ 初読みの作家で、たまたま図書館のHPで見つけて借りてみたものの、想像以上に面白かった。ストレートに行かない。常に裏を想像して読み進めたのに出し抜かれた。就職活動の滑稽さを小説の中では時々目にするけど、滑稽に思えるのは終わった後だから…
「レンタルなんもしない人」という人を知っているだろうか。かくいう自分も知ったのは割と最近で、江頭2:50のYouTubeチャンネルでSOD LANDに行ったという動画を見たのがきっかけ。そこからSOD LANDについてググった記事にある、羊肉るとんのTwitterリンクに…
237p. 小説だと思っで借りたら、本が売れない出版業界を、どうやれば乗り越えられるかみたいな、ドキュメンタリーだった。それでも著者の作風が自分の好きな文体でスラスラ読めた。新書みたいな堅苦しさもない。当時未発売だった小説の一章がおまけについて…
250p.★★★ 最近のマイブームはティーンズコーナー。ティーンズと言っても選書されてる本は一般の小説だし、青春小説が好きな自分にとって宝の山だって事に気付いた。 この本もティーンズコーナーで見つけたんだけど、即決で貸出。というのも、大学図書館の学…
284p. 坂の話で顔を赤らめる主人公が可愛すぎる。映画にはならなそうな青春恋愛もいい。初読の作家だけど読みやすくてスラスラ読めた。
257p. 第7章が1番響いた。弱いところは開示して補いつつ、強みは称え合う。何が何でも自己完結じゃなくて、苦手な事は頼ってもいいんだって思えた。
382p.★★★ 展開が予想できず、最後まで楽しめた。長編だからそれなりに時間はかかるけど、読みやすく苦にならない。晴と雨の物語。
288p. 支援者向けに書かれた本である事を理解したうえで読んだ自分が悪いんだけど、当事者がこれを読むと落ち込む。いろんな人の事例が紹介されているから、確かに支援者にとっては非常に有益かもしれない。当事者だと共感するだけで、絶望的な気分になる。…
244p. 2冊目の辻堂ゆめは、ミステリ要素のある恋愛小説。面白かったし、内容が今の自分に少し響いた。
128p. 大判だけど情報ぎっしり。たくさん本を読んで、書いてある内容はどれも似通っていることに気付いた。診断も下りたし、これで終わり。